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ひっさびさシナリオ(らしきもの)書いてみました。
「逆襲シナリオ緑ジャージ」以来(笑)。

そんな訳で、
暇を持て余してる方、
心にゆとりたっぷりの方、
よろしかったら読んでみてください。

SMAP5人が演じるドラマ見たさで
妄想が暴走しております。



では。
長いよ(笑)。


------------------------

都内某所。とある総合病院。
個人病院ながら、都内有数の技術力と信頼を集める
人気病院。

その病院内の職員専用食堂。

午後1時30分。

この時間になると混雑もやわらぎ、
忙しくてお昼を取り損ねた医師や看護師、
そして、昼の喧騒を避けやって来る医師たちの姿。

食堂の入口に稲垣医師が姿を現す。
4名ほどの女性看護師に囲まれている。

稲垣医師を見つけて
食堂の6人テーブルを確保していた看護師が手を振る。
「先生!こっちこっち!」
彼女は稲垣と昼食を一緒に食べる為に
場所取りをして待っていたのだ。
だから彼に別のテーブルに行かれては困る。

稲垣医師は、この病院一の人気外科医。
医師としての技術も高く、何よりソフトで優しく端正なルックス。
患者にも人気があるが、特に看護師からの人気は絶大。

稲垣医師と昼食を共にしたい(そしてそれ以上を望む)
看護師が病院内に溢れている。
稲垣医師と昼食を共に出来るシフトの争奪戦が
日々行われているらしい。

稲垣を囲んで看護師たちの楽しい昼食が始まる。


(長いので畳んでおきます。
心の準備が出来た方(笑)はずっと↓の「つづきはこちら」ボタンをポチっと)



そこへ一人の医師が食堂へ入って来る。
メニューサンプルの前で立ち止まり、考え込む。

木村医師。まだこの病院に赴任してから3日。
獣医から医師へ転向した変りダネ。
しかしルックスが抜群で もう既に病院内では
看護師たちの注目を集めている。
自分のカッコよさにはまるで無頓着。
しかし生まれ持っての美しさが全てに優っている。
が、
かなりの変わり者。
動物愛が半端なく、動物の話が始まると止まらないのだ。

サンプルメニューを眺め続けていた木村医師、
ようやく注文する。
「A定食お願いします。
A定が生姜焼で、B定がサバの塩焼きって、
ヤバくないすか?迷うでしょ!どっちも美味そうで。
前の病院じゃ、こんな豪勢なメニューなかったっすよ。
馬の方がいいもん食ってたし。」
食堂のおばちゃんとは3日にして、
既に仲よくなっている様子。

稲垣を取り囲んでいた看護師が木村医師を見て噂を始める。
「稲垣先生、木村先生って知ってます?」
「あ、新しい先生だよね。今日初めて会うな。」
「あの先生イケメンだけど、ちょっと変ってるんですって。」

イケメンと聞いて、チラッと木村の顔を見る稲垣。
(確かに・・)と思う
「変ってるって どんな風に?」
ちょっと木村医師に興味が湧く。というか、こういった
女性看護師達の噂話を聞くのがけっこう好きだったりする。

木村がA定食の生姜焼きを受け取り席を探している。

この時間、かなりテーブルは空いているとはいえ、
一人で4人掛けテーブルを使っていたりと、
全て空いているテーブルは あまりない。

しかし、一角だけ空いていている場所が。
窓側のテーブル。そしてその周りのテーブルも
何故か空いている。
そこへ向かう木村医師。

その姿を見た看護師達は、
「あっ、木村先生、中居先生のテーブルに
行っちゃいましたよ!」と。
稲垣は、チラッと視線を送り、
「別に大丈夫でしょ。中居先生の専用席って訳じゃないんだし。」
「えーー、でもぉー。
あのテーブルに中居先生が座ると決まってるから、
周りのテーブルだって、誰も座らないじゃないですか。」
と気にしている看護師たち。

その窓辺の席は中居医師の定位置となっている。
いつも決まって同じ時間にやって来て、
そこで一人軽めの昼食を取る。

中居医師は稲垣医師と同じ外科医。
彼もまた優秀な医師なのだが、いつでも単独行動。
笑顔も無く言葉数も極端に少ないが、
適切な指示を下し、一切の無駄が無い。

殆ど他の医師や看護師とのコミュニケーションを取らないので、
院内での評判はあまり良くない。

しかし、この病院の院長には何故か信頼されており、
他の医師からも一目置かれている。
噂では院長の一人娘との婚約が近く、
次期院長なのではないかと言われているが、
その辺も謎である。
その他、黒い噂も多数あるが、
どこからの噂なのか、真実なのかどうなのかも全く分からない。

「あっ、中居先生!」
看護師の一人が、食堂に入って来た中居医師を見つけ、
小さな声を上げる。

中居は何時ものように
サラダとトースト、珈琲という、軽い食事を受け取り、
席に向う。

一瞬立ち止まる中居。
窓際のいつもの席に木村医師を見ると、
そのまま進み隣のテーブルに何事も無かったかのように、
腰を下ろす。

なんとなく食堂全体がこの様子を窺っている。

中居は、そのまま英語の医学論文雑誌に目を落とす。


看護師はまた噂話に戻って行く。
「木村先生に動物の話を振ると大変な事になるらしいですよ。」
「動物の話?」木村と中居の様子を視界に入れつつ
噂話に耳を傾ける稲垣。
「動物が好き過ぎて、話が止まらなくなっちゃうんですって、
もう木村先生の周りの看護師たちから被害者続出。」
「そんなにひどいの?」
「一気に恋心が覚めるらしいです(笑)。」
「凄いなそれ(笑)。」

「アッ!」と小さく悲鳴を上げる看護師。
その視線の先には
木村に声を掛ける、新人看護師の姿。

「あーあ、掛かっちゃった。」
まだ木村の本性を知らない看護師が
イケメン木村医師の網にかかる。

なんとか木村医師とお近づきになりたい新人看護師は、
話題として獣医師だった木村に当然のように動物の話題を持出す。
「木村先生って、動物のお医者さんだったんですね?」

「出た!」ちょっと嬉しそうな噂好き看護師たちは
様子をうかがう。

「!」ニカッと笑顔の木村医師。
その笑顔に新人看護師は まずやられてしまうのだ。
「どうぞ。」と木村の前の席を勧められるままに
そのテーブルについてしまう新人看護師。

そしてそこから、木村の怒涛の動物話が始まる。
動物の美しさ、動きの合理性、食物連鎖
一方的に話が弾け飛び、新人看護師は固まってしまう。

隣のテーブルの中居は、そちらのテーブルには
一切関知せず論文雑誌を読み続けている。


木村のテーブルに捕獲されてしまった新人看護師は、
救いを求め始める。
が、どうやってここから逃れればいいのか。


そこへ、B定食のトレイを持って通りかかった医師に
救いを求め呼び止める。
「草なぎ先生!」
「なに?」立ち止まる草なぎ医師。
「先生も動物お好きでしたよね?」と すがるような新人看護師。
「?」一瞬言葉が出ない草なぎ医師。
「動物お好きですよね先生。ここ座って下さい。」
と半ば強引に席に座らせられる。
「?」まだ良く状況が飲み込めない草なぎ医師を置き去りに、
新人看護師は席を立ち、
「すいません、私もう戻らなきゃ」と、そそくさと立ち去る。

残された木村医師と草なぎ医師。
これが初対面。
「・・・」
「動物好きなんですか?」と質問する木村。
「ま、まぁ、どうかなぁ・・」曖昧な返事の草なぎ。
何故自分がここに座っているのか、飲み込めない。
振り返って見ると、さっきの新人看護師が草なぎに向って
拝むように謝る仕草を見せている。
「・・・」
「あっ、初めまして、僕3日前に着任した木村と言います。
脳神経外科です。」
「あぁ、そうなんですか、どうりで見た事ないと思いました。」
僕もまだここに来て2か月なんです。37歳で医者になったんで、まだ研修中です。」
「えっ?!そうなんすか?俺も、獣医から医者になった転職組なんです。」
握手を求める木村医師。
「あぁ、宜しく。」と手を差し出す草なぎ医師。
「で、動物好きなんでしたっけ?」と話しを動物に戻す木村。
「えっ?・・・」木村の話がどんどん進むので、全く口を挟めない草なぎ。

その様子を眺めている稲垣医師御一行。
「あーあ、草なぎ先生、すっかりはめられちゃって。」
「草なぎ先生って、そういうとこありますよねー。」
「そういうとこって?」と稲垣。
「何かちょっと、ぼーっとしてて色んな事押し付けられちゃうんですけど、
嫌な顔とか全くしないし。」
「そう、お願いすると、ちゃんと引き受けてくれるんですよね。」
「結構看護師の間で、人気高いですよ。」
「人気?そうなの?」稲垣、草なぎ医師をまじまじと観察する。
たしかに木村の話を聞いている草なぎ医師は、そんなに嫌そうには見えない。

カバの凶暴性について話していた木村の言葉がピタリと止まった。
「?」木村を見る草なぎ。
「デザート取って来るの忘れた!
ここのデザート美味いっすよね!前の病院にデザートなんて
無かったから感激ですよ。馬の餌用のりんごを貰ったりしてましたから。」
「あぁ、馬の・・」
「ちょっとデザート取って来ます。草なぎ先生もどうですか?」
「いえ、僕はいいです。」
席を立つ木村を見送る草なぎ。

動物話が一段落して、少しホットしている草なぎ。
視線の先に居る稲垣医師が何か草なぎにサインを送って来る。
「?」稲垣を見ていると、どうやら隣のテーブルの中居医師に
声を掛けろと指示しているようだ。
「!」草なぎは思い出す。
今回稲垣と草なぎは院内ゴルフコンペの幹事を受け持っている。
稲垣から「中居先生に参加を依頼して欲しい」と頼まれていたのだった。

草なぎも中居先生とは殆ど話した事も無く、中居の醸し出す雰囲気から
話し掛けずらくゴルフコンペの話を切り出せずにいた。
今がチャンス!と稲垣は言っているのだ。

稲垣の様子を見た看護師が
「稲垣先生何やってるんですか?」とサインを送っている方向を
振り向く。稲垣の視線の先の草なぎを見つけて
「あっ、そう言えば先生だって
草なぎ先生に仕事押し付けてるじゃないですか。」
「何?」
「ゴルフコンペの幹事。中居先生の事草なぎ先生に押し付けてましたよね。」
「人聞きの悪い事言わないでくれよ。草なぎ先生もこの病院に来たばかりだし、
こういう仕事した方が、色んな先生の事が分かっていいんじゃないかと思ってさ。(笑)」
「どうかなぁー(笑)。」


隣のテーブルの中居医師の様子を窺う草なぎ。
中居は英語の医学論文雑誌から目を上げない。
恐る恐る中居に声を掛けてみる草なぎ。
「あのぉ~。」
中居の反応は無い。
もう一度「あのぉ~」。反応無し。


デザートを取りに行った木村。
「今日のデザートは・・ティラミス!」
最後に一つだけ残っていたティラミスに手を伸ばすと
横から同じ皿に伸びる手が。
同時に同じ皿を掴む。
「あっ!」「アッ!」と向き合う二人。

とっさに手を引っ込めたのは香取医師。
心療内科医師。デザート好き。

ティラミスの皿を手に取ったのは木村だった。
しかし、そのまま持って行くには気まずい状況。
「あっ・・ティラミス・・」としばし、木村の手にあるティラミスを見つめる二人。

「じゃあ、半分にしましょう!」と提案する木村。
「えっ?」ちょっと驚く香取医師。
「あのー、お姉さん!すいません!」とキッチン奥のおばちゃんに声を掛ける木村。
「すいません!これ、ティラミス半分にしたいんで、皿もう一枚貰えます?」
必要以上に大声で、食堂全体が一斉に木村と香取を見る。
「あっ、い、、いいです、僕、別に・・」と引き下がろうとする香取を
「いや、ここのデザート美味いっすから!」
「あ、それは知ってますけど・・」
「そう、半分に!」とおばちゃんに笑顔を向ける木村。
「いや・・・」何も言えなくなってる香取医師。

心療内科医の香取はちょっとひかえめな医師である。
患者にも看護師にも、押され気味の感じ。
こんな押され気味で大丈夫か?と看護師の間で噂されている。

二つに分けられたティラミスの皿を両手に持ち
嬉しそうに凱旋する木村。そしてその後に続く香取。
木村が皿を二つとも持っているので、香取はなんとなく
木村について行かなくてはならない感じになってしまった。
そして、木村のテーブルへ。

そこでは、
草なぎ医師が中居医師にゴルフコンペの話をしようと頑張っていた。
「あのー中居先生。」ようやく中居が顔を上げる。
「何でしょうか。」迷惑そうな様子が見て取れる。
そこで怯んではいけない。稲垣も「行け!」とサインを送っている。

「あのー、院内ゴルフコンペなんですが・・・」
そこまで言った所で、
「ああ、そのお話しでしたらお断りします。」
とキッパリの中居医師。
「いや、その、そんな、ちょっと話を聞いて下さい。」
雑誌に視線を落そうとした中居を必死に引き止める。
「・・・・」視線は戻って来たが、迷惑そうなのがはっきりと見える。
「今回は特に院長から、中居先生を連れて来るようにと
言われていまして。是非参加して欲しいんです。」
「・・・・」
「豪華な賞品も準備してますし。」
「・・・・(そういう事じゃない)」
「ゴルフ後の食事も・・」
「・・・・・じゃあ、分かりました・・」
「あ、良いですか?」一筋の光をみる草なぎ。
「いや、これから僕は院長と会うので
その時に直接断っておきますから。」
「ちょ、ちょと待って下さい!それじゃ困るんですよ!」

これじゃ全く話にならない。と草なぎは稲垣医師に助けを求める。
「稲垣先生!」

「先生、呼ばれてますよ、草なぎ先生に。」
聞こえないふりをしていた稲垣は、看護師に言われてしまう。
「・・・(俺を呼ぶなよー)」ゆっくりと立ち上がると、
看護師達は楽しそうに稲垣に向って小さく「行ってらっしゃい」の手を振る。

稲垣が草なぎと中居の所へやって来る。

隣のテーブルではデザートのティラミスを半分こにした木村と香取。
木村は満足そうにティラミスを食べ始める。
香取はデザートはそのままに、定食を食べ始める。無言。

「稲垣先生、中居先生がゴルフコンペに参加されないと言ってるんですけど。」
「中居先生、先生は何時も欠席されてるので、今回は是非!と
院長が仰ってるんです。」
「・・出席するつもりはありませんので。」あっさりと。
「もう少し、院内のコミュニケーションを考えた方がいいんじゃないでしょうか。」
という稲垣に向かい、しっかりと視線を合わせ、
「その必要は無いと思っています。」
あまりにもキッパリとした答えに、
草なぎも稲垣も固まる。
「さっきも草なぎ先生に話しましたが、僕はこれから院長と会うので、
その時直接お断りしますから。」
「いや、いや、僕が院長から中居先生の出席を頼まれたので、
それじゃ、僕の立場が無いじゃないですか!」ちょっと声のトーンが高くなる稲垣。
「・・・・(立場?)」しっかりと稲垣と視線を合わせたまま、眉間にしわを寄せる中居。

食堂中に緊張が走る。

「ゴルフコンペあるんっすか?」横から木村の能天気な声。
ティラミスを満足げに口に運んでいる。
無言で中居・稲垣・草なぎの視線が木村へと向かう。
その視界に入らないようにと、香取が体をずらす。

「いいじゃないですかーゴルフコンペ。行きましょうよ中居先生!」
更に能天気な木村。
「・・・(俺はお前を知らない)」眉間にしわの中居。
「そうですよ!行きましょうよ中居先生!」木村に同調する草なぎ。

「あっ、そうだ、香取先生も行きますよね?」と草なぎが攻撃の方向を変える。
突然矛先が自分に向かい、怯む香取。
「えっ、あっ、あっ、僕はぁー、ちょ、ちょ、ちょっとー」
「いいじゃないですか、行きましょうよ!」
「いやーー、無理かなーー。無理だなーーー。」
「大丈夫ですよね、ね。」意外と押しの強さを見せる草なぎ。
「いやぁ・・・・あの、、あぁ、はぃぃ・・・。」
結局押し切られる香取。
その様子に「やっぱり、ね。」と看護師達。

その勢いに乗り中居に向かう草なぎ。
「中居先生も、行きますよね?」
軽く続けて見るが。

「・・・・・・・・・・・・・・・」無言。変化なし。



5人の医師、しばし無言。


そこへ、食堂入口から院長秘書が入って来る。
「中居先生、院長がお待ちです。」
中居は立ち上がり、
「じゃあ、失礼します」と立ち去ろうとする。
「中居先生!・・・・お願いします・・」と草なぎは声を掛けるのが精いっぱい。
一瞬草なぎを見るが、無言のまま立ち去る中居。

「中居先生行っちゃいましたね。」
中居を見送る4医師。
「院長に直接断ったりしないですよね?」
「そんな事されたら、俺の評価が下がるよなー。」嘆く稲垣。

看護師が稲垣に「そろそろ戻る時間ですよ」と声を掛ける。
「そうだね。じゃ、俺戻るから。草なぎ先生、もう一度中居先生に
チャレンジしてみて。」と軽く言い残し立ち去る。
「えーー、そんな軽く言わないで下さいよー。中居先生、無理じゃないー?」
弱音を吐く草なぎ。

「でも、香取先生に来て貰える事になって助かりましたよ。」
「あぁ・・」諦めの表情。俯き加減で定食を食べ続ける。

「草なぎ先生、外来始まってます!」と呼ぶ声。
時計に目をやり
「ヤッベ!」と走り出す草なぎ。
「じゃ!また連絡します香取先生。」と立ち去る。


テーブルに残る木村と香取。
「ゴルフコンペとか大変そうっすね、今までそんなの無かったなー。」
「そうですか、その方がいいですよ。」ぼそっと、呟く香取。
「さっき中居先生がコミュニケーションの必要は無いって
言ってましたけど、動物は・・」と話し始めると、
「香取先生!患者さんのカルテ出しておいてくださいって
お願いしてたのどうなりました?」と看護師がちょっとキツメノ口調でやって来る。
「あっ、あっ、はい。あります。あります。今行きます!」と立ち上がり
トレーを持って「じゃ僕行きます」と立ち去る。


テーブルに残る木村。
周りのテーブルもほぼ空になっている。

隣のテーブルを拭く食堂のおばちゃん。

何となく、保育園で家族のお迎えを待って、
最後に残ってしまった子供のような気分になる。

香取が立ち去った後を見て
ニカッっと笑顔になる木村。
「香取先生食べてないじゃん」
香取が手を付けずに残して行ったティラミス。
それに手を伸ばす木村。

「俺もゴルフコンペに参加できるか
草なぎ先生に聞いて見ようっと。」と席を立つ木村。
食堂を出て行く。

------------END----------

果たして中居先生はゴルフコンペに参加するのでしょうか?(笑)
 同僚 医師編(2)→
 
 
イメージは
中居正広医師 「白い影」直江先生
草なぎ剛医師 「37歳で医者になった僕」紺野先生
木村拓哉医師 「MR.BRAIN」九十九龍介
稲垣吾郎医師 稲垣師匠(笑)本人?
香取慎吾医師 モデル無し。小児科の人気医師にしようかと思ったけど
       今回は気弱なタイプで。

長々お付き合いありがとうございましたー。^_^;
  
  
  
>拍手コメントくださった方へ
お返事読んでみてくださいね。

>ちびママさん
慎吾くんのキャラクター設定はやっぱり小児科人気医師
の方ですかね(笑)。慎吾くんてドラマでは悟空や両さん等の
キャラ以外けっこう地味な役が多いのが不思議。
さて中居医師は他の医師たちと仲良くなるのか?
10回目位を楽しみにしててください(笑)。

>sakuraさん
読破して頂きありがとうございます(笑)。
一気に書いて読み返してみたら、凄く長くなってて自分でも
びっくりです(笑)。看護師さんに囲まれてる稲垣さんは
有り得そうですよね(笑)。SMAP5人が医師として働いてる
病院は妄想の宝庫です!(笑)

>マーチさん
鳥桃ブログで気分スッキリ!して頂けたら嬉しいです!
毒も吐きますがその辺もスッキリの素(笑)になってるでしょうか?
SMAP5人のドラマ、見たいですよねー!27時間TVで
何かやってくれないかな、と期待しつつ妄想が止まりません(笑)。
SMAP5人は素材が素晴らしいので!

>なおぽんさん
うけて頂いてありがとう!(笑)そう、慎吾くんのキャラは
モデル無しなんです。けっこう慎吾くんを描くのが難しい。
鳥桃にとっては謎多き人です(笑)。SMAP5人のドラマ
観たいですよね!剛くんのドラマも見たい!何か決まって
くれないでしょうか?その前にLIVEーー!!

>かずままさん
ドラマの人物も本人も、やっぱり多少シンクロしてますよね。
中居くんが無言でスタジオに入って来る時の表情とか、
正に直江センセイ!って感じだし。モテモテゴロさんとか
食堂のおばちゃんと仲良し木村君(笑)。なんかそんな感じ
アリソウ!ですよね?(笑)鳥桃の妄想にお付き合い頂き感謝!

>かおりんさん
お褒めの言葉ありがとうございます!
そんな事言われちゃったら、本気にしちゃって図に乗ります(笑)。
また何時か書いたら 褒めてくださいねー(要求・笑)。
褒められて伸びるタイプなんで(笑)。
これからもどうぞ宜しく!

>ちぃさん
長々と鳥桃の妄想にお付き合い頂きありがとうございます!
前回よりも成長してますか?だとしたら嬉しい!(笑)
脚本書いてキネマエトワールにでも売り込みに行きましょうか。
そしたら守社長が読んでくれるかも?そして一緒に脚本の
校正してくれるとかーーー。妄想がー(バカ)。

>ながねぎさん
読んで頂きありがとうございます。ながねぎさんが、
眠っていた私の妄想力(眠ってないです、何時でも過活動・笑)に
火をつけました。責任とって下さい(笑)。
27時間TVでは、どんな企画が実行されるのか?
楽しみな反面不安もーー。おさむさん!宜しく!!

>みっきいさん
旧作も読んで頂き嬉しいです!映像化決定の時には是非食堂の
おばちゃんオーディションのご参加ください(笑)。テーブル
拭きの動作が選考基準になりますので練習よろしく(笑)。
バカ妄想ドラマを誰か映像化してーー!(願)
 
SMAP5人のドラマやってくれー!←こちらの謎のランキングに参加中。よろしかったらポチットお願いしますー。
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震災義援金について←JEN

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