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「ヴェニスの商人」見てきました!
舞台で見る初めてのシェークスピア作品。
なんだか緊張でございます。

以前映画で「ヴェニスの商人」は
見た事があるんですが、
アル・パチーノが
今回草なぎ剛が演じるシャイロックを演じてた事以外
あんまり覚えてない・・
(記憶力の問題)。

なのでまっさらな気持ちで
シェークスピアに臨む!!(ドキドキ)

まずは
「ヴェニスの商人」は喜劇
って所から「えっ????」
そうなの?え?
だったんですが、
見てみるとなるほど、喜劇。
でもある。

お金持ちのご令嬢ポーシャが
父の遺言に縛られて
ヘンテコ(笑)な方法での婿選びに
困らされるところなんかは正にね。
あと指輪事件も。

ポーシャが以前から好意を寄せていた
バサーニオと結ばれて、
侍女ネリッサも
バサーニオの友人グラシアーノ
とちゃっかり恋仲に。
じゃんじゃんカップル成立で
恋人たちは浮かれ気分。

そちら側の喜劇性が強くなればなるほど
シャイロックの孤独な苦しみが
色濃く感じられるのです。

バサーニオがシャイロックから
ポーシャに会いに行くためのお金を借りる
保証人になったのが
商人アントーニオ。

このアントーニオは
何故だか憂鬱に支配されてしまっているのだけれど、
仲間への支援は惜しまない人。
かなり人望のある人物のよう。

だけれど
ユダヤ人シャイロックに対しては
犬と呼び唾を吐きかけるような態度を取る。
(シャイロック談)

この時代アントーニオに限らず
ユダヤ人へそういった態度を取る事は
よくある事だったのだろうけど。

アントーニオは
「もしお金が返せなかった場合、
アントーニオの心臓近くの肉を1ポンド
シャイロックに渡す」
という条件を受け入れてしまう。

なんでそんな変な条件受け入れちゃう訳?!
って思うわけですが、
売り言葉に買い言葉的な?
まさかお金が返せなくなるとは思ってなかったから?

この証書を振りかざして
シャイロックは裁判で戦うんです。
自分を蔑んできたアントーニオに
公平な裁判で復讐を遂げようと。

心臓近くの肉1ポンドを差し出す=死

裁判官らがどんなに慈悲の心を求めても
頑ななシャイロック。

ここまでシャイロックを頑なな心にしてしまったのは
彼を取り囲む社会の差別的な仕打ち。
そんな事は全く考慮される事無く
慈悲を求められるが拒み続ける。

公平な裁判から見ると
シャイロックの持つ証書は有効で、
肉を差し出すしかない。

どうなるのよ?
もう肉を差し出すしかない?
えぇ?
誰もが諦めようとした時!

ヴェニスの一休さん!!
(え?w)
あぁ
ヴェニスにも一休さんが。

アントーニオは救われる。
ハッピーエンド
シャイロック以外は


シャイロックは全てを失う。
彼らの慈悲により命だけは救われる。

この物語の中で
たった一人悲劇の人シャイロック。


舞台セットはいたってシンプル。
舞台奥に長いベンチがあり
役者さんたちは上演中ずっとそこに座って、
そこで衣装を変え、そこから登場してくる。
凄く不思議な演出なんだけど、

誰かのストーリーが展開している間も、
その他の人のストーリーも当然続いているわけで、
そう考えると、
後ろのベンチは別ストーリーの場。

そこに座るシャイロック草なぎ剛の姿を
孤独という闇が覆いつくしていて、
浮かれている人々と
同時に目に入るその姿に
時に苦しくなる。

シンプル過ぎるのに、
とても効果的な舞台セット。


この時代背景やヴェニス、宗教、
色んな事を知ると
また違った見え方があるのでしょうね。

シャイロックはもちろん、
ポーシャやバサーニオ、アントーニオが
どんな人生を歩んでその性格を得たのか
とっても興味が湧く。

この舞台で
恐る恐るだったシェークスピア作品も
ハードルが少し下がって
他の作品も見てみたくなりましたわ。


ポーシャ佐久間由衣が
バサーニオ野村周平のロン毛を
かき分けて顔を探し出す姿が
何だかよかった(笑)。


LOVE POCKET FUND →
令和6年能登半島地震災害義援金(石川県)→日本赤十字社

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